参考書籍

図説 世界の歴史 J.M.ロバーツ



初学者にもおすすめの『世界史の歴史シリーズ』

古代から現代まで通して勉強しよう思ったら、『世界の歴史シリーズ』がおすすめです。

しかし、シリーズ本も各種ありますが、図書館などに行ってみると、30巻くらいあるような壮大なものや、一冊のボリュームが分厚くて、ページを開けば文字がびっしりとかで、初学者にはなかなかハードルが高いもの。

本書は、図説や写真が多くて文字も大きめ。
視覚的にも分かりやすいのもありがたいのですが、なにより文体がとても魅力的で読みやすいのです。

シリーズを通して、イギリス人の同じ作者が執筆しているので、(他書は時代ごとの専門家が執筆するケースが多い。)視点が一貫してブレがなく、物語のように読み進められるのも、このシリーズの魅力なのかもしれません。


第1巻 歴史のはじまりと古代文明
第2巻 古代ギリシアとアジアの文明
第3巻 古代ローマとキリスト教
第4巻 ビザンツ帝国とイスラーム文明
第5巻 東アジアと中世ヨーロッパ
第6巻 ヨーロッパ文明の成立
第7巻 革命の時代
第8巻 帝国の時代
第9巻 第2次世界大戦と第三世界
第10巻 新しい世界秩序をめざして


図書館によってはジュニアコーナーに置いてあるほど、世界史の入門書としても読まれている世界史の歴史シリーズです。