大人の勉強にもおすすめ。児童書の世界史がおもしろい。
私は大人になって勉強をしようと思った時、何をどう勉強すればよいのだろうか?と悩みました。
そんな時に立ち寄ったのが、図書館の児童書コーナーです。
児童書は大人が読んでも面白い
児童書によっても対象年齢があります。
幼児向けではあまり勉強になりませんが、小学生〜中学生むけの児童書は、子供が読んでも飽きないように、わかりやすく丁寧につくってあるので、大人が読んでも十分楽しめる内容になっています。
大人むけの世界史の本に挫折した私も、児童書は最後まで読み進められ、世界史の勉強を続けるきっかけになりました。
おすすめ児童書の世界史本
ビジュアル版「世界の歴史」増田ユリヤ(監修)出版社:ポプラ社
この本では、年代ごとに各地域の国や王朝、出来事など世界各地で何が起きたのかを横軸で説明していきます。
1冊なので、出来事の内容は詳しく書いてありませんが、シンプルに世界史全体の流れを俯瞰して理解することができます。
絵や写真が多いのもいいところですが、要所要所に書かれているコピーも歴史への興味を惹かるポイントになりました。
私はこの本を読みながら3つの点を押さえて勉強しました。
1.年表で各国の時代背景をイメージ
2.地図で場所を確認
3.漫画で出来事の理解を深める
児童書コーナーには漫画や地図帳も豊富に取り揃えています。
私は「学研まんがNEW世界の歴史」で出来事の理解を深め、ジュニアマップで国の場所の確認をしながら勉強していきました。
この学研さんの漫画も素晴らしい。
「学研まんがNEW世界の歴史」全14巻
全巻オールカラーで絵柄も新しく、歴史上の主なできごとが人物を中心に描かれていて読みやすい漫画です。
巻末にはまとめ・解説が掲載されているので、歴史の流れも理解できるようになっています。
裏表紙には年表がついていたり、漫画の欄外には注釈が豊富にあったりと、まさに痒いところに手が届いてるといった感じの本です。
私は個人的に1巻の「先史時代と古代オリエント」が好きです。
地球が誕生し、生命が生まれ、そして何億年ものあいだ恐竜が地球を支配し、その後、気が遠くなるような時間をかけて人類が誕生する。
そんな奇跡のような繰り返しで今があると思うと、世界史を勉強しようと意欲がわくからです。
児童書は大人が読んでもとても面白いです。
世界史を勉強したいけど、一般書にハードルを感じる方は児童書ぜひおすすめですよ。